■ Nayuta とは
Nayutaはブラウザ・オーバーレイ技術をコアとするブラウザ拡張技術で、ブラウザ上に仮想レイヤーを作成しユーザーの操作にあわせてレイヤーを動的に切り替えるものです。
これを利用することによってウェブページ上にリンクやメモ情報を貼り付けたり、ウェブページ上のデータを抽出することができるサービスを提供できます。
あるサイト上に別のウェブサイトやソフトウェアを挿入させることができ、ウェブ上のどんなサイトでも動作するガジェットのような、新しい次元のアプリケーション・プラットフォームを提供するものと言えます。
ブラウザ拡張を利用しているためにサーバーと自由に双方向通信を行える他、ユーザー登録をしなくとも認証できたりなどの特徴があります。
( 現在はWindows+InternetExplorerでのみ動作します。 )
■ メモ作成機能 ( Nayuta.Memo)
Nayuta.Memoは任意のウェブページ上の任意の位置にメモ情報を追加し、ブラウザ上でリアルタイムに別のユーザーとコミュニケーションをとることが出来るシステムです。ユーザー同士でサービスやサイトについて情報交換を行ったり、サイトの利用者への問い合わせを行う事などが可能です。
ユーザーは広い情報交換に利用できるほか、カスタマイズすることでサイトのオーナがユーザー別にサイトの使い方やお勧め商品を表示させる事なども可能になります。
また、社内グループウェアや社内文書管理サーバー上で利用することでナレッジデータベースとしても利用できます。
・ページオーバーレイ技術を利用しているため、InternetExplorer上でまさに自分が見ているページ上にオーバーレイ表示させることができ、操作が直感的でストレスを感じさせないUIを提供しています。
・メモにはリンクや画像等を張ることができ、別のユーザーとスレッド形式で情報を追加したり議論を行うことが出来ます。
・ユーザーへの一斉リクエストを行うことができます。ユーザーはあるページを見ていて疑問があった場合に、そのページを見たことのあるユーザーへ質問を配信することができます。
・該当ページ上のメモ一覧を表示するページ等が用意されます。このページ上では今までに貼られたメモやリンクが一覧形式で表示され、検索やグループの設定・絞込み表示などを行うことができます。
例えば社内の技術文書に対してメモを貼ってグループ内で共有したり、営業文書内で不明な点があった場合はリクエストを送信してその文書を見たことのあるユーザーや担当者に直接問い合わせることができます。
蓄積されたメモやリクエストへの属性付与機能や検索機能も充実しており、コミュニケーションツールとして日常的な業務をサポートしつつ同時にナレッジベースの構築を行えるように設計されています。
さらに、社内の文書サーバー環境に対して何の変更も行わずにNayutaを導入することができます。社内で利用しているASPの営業管理ツールや、社内SNSや文書サーバー側がどのようなどのような環境・プログラムであったとしてもそのコードを変更する必要がないため、非常に低コストで導入することが出来ます。
■ レイヤー抽出機能 ( Nayuta.Clip )
Nayuta.Clipは任意のウェブページ上で任意の位置を指定してクリップとして切り出し、ウェブ上で共有出来るシステムです。
・Flashでも動画でも、現在表示している内容をそのままクリップ化できます。
・ページ内のテキストやリンク等を選択し、ドラッグするだけで簡単に情報を追加できます。ブックマークとして利用する場合、単にURLとページのタイトル情報だけでなく、自分の気になった部分の画像やテキストも同時に管理されるため、その内容を的確に把握できます。
・ユーザーは作成したクリップをNayutaサイト上で管理し、共有ホルダ等を用いて整理することができます。
■ リンク先情報表示機能
ウェブページ内のリンク上へマウスをホバーさせると、そのページの先に追加されたメモ情報を表示したり、リンク先の統計情報を表示する機能です。
Nayuta.ClipとNayuta.Memoにて生成されたデータを統合し、あるページに貼られたメモやリンク情報/クリップ化された状況/ページ内リンクの利用状況等を統合処理します。これにより得られた、別のページとの相関評価やリンク評価を提供することなども可能です。
■ リアルタイム・ブラウザ同期機能
リアルタイムで複数のユーザーがブラウザの操作を共有することができます。遠隔地でのサービスサポートやe-ラーニングに効果的です。
■ 開発方針
近い将来、シンクライアント+仮想サーバの構成は大きく普及することと思われます。ウェブサービスがこれ以上多様化し網羅的になった場合、ブラウザにはそのサービスに対してのOS的な機能が必要になるのではないでしょうか。
例えば住所録管理用のウェブサービスと年賀状作成用のウェブサービスがあったとします。現状ではそれぞれのサービスごとに住所録データを作成する必要があり、一度作ったものを両者でエクスチェンジして使うことができません。
また、今使っているウェブサービスが未来永劫も必ず使えるとは限らず、サービスが終了してしまえばそのサイトで作成したデータも取り出すことができません。
これらローカルでソフトを利用しているときには起こらなかった問題を解決していくには、現状ではブラウザにOS的な機能を求めること以外にないと我々は考えています。